昨日公開いたしました Opera 22 ですが、お試しいただけましたでしょうか。 Opera.com コンピュータ向けページよりダウンロードのほど、よろしくお願いいたします。 Opera Turbo 既に Opera Next や Opera Developer をお使いだった方々はお気づきかと思いますが、安定版 Opera 22 でもデータ圧縮モードの名前を、従来の「オフロードモード」からおなじみの「Opera Turbo」へと再変更いたしました。 Opera では Opera 15 以降、12 以前の Opera Turbo に代わってオフロードモードという名称を同技術にあててまいりましたが、Opera Turbo の方が長年親しまれて皆様になじみも深いことから今回再変更となりました。 オペラターボと日本語表記になっていないのは、世界共通ブランディングのためで、決して翻訳漏れではありませんのでご安心ください。 エンジンのアップデート メニューから「Opera について」を開いていただきますと、バージョン情報、アップデートストリームなどの他、ブラウザ ID が表示されます。今回 Opera 22 で使用しているエンジンのバージョンは 35.0.1916.114 になります。参考までに、従来の Opera 21 では 34.1847.132 を使用しておりました。 これによってウェブデベロッパの方々に関係する技術上の変更点につきましては、Dev.Opera の解説を参照ください。
最新の Opera Windows と Mac 用 Opera が新しいバージョンになりました。これまで Opera Next だったバージョン 22 が Opera Stable に移行しました。 これまで Opera 21 をお使いの方には、自動アップデートがありますが、新規にインストールされる方は公式サイトからダウンロード願います。 Opera 22 の自動アップデートは「サイレントアップデート」となっており、これまでのような面倒なクリックが省略出来ます。 またデフォルトのテーマも一新されました。もちろん、従来通りお好みのテーマに変更したり、好きな画像を使って自分専用テーマを使うことも出来ます。テーマはこれまで通り、「テーマをさらに取得する」から簡単にインストール出来ます。 エンコードメニュー Opera 22 では特に日本でお使いの場合に必要となることがある「エンコード」の手動選択がメニューに加わりました。ただし、ほとんどの場合 Opera が正常にエンコードを選択してくれますので、必要となることはあまりないはずです。 残念ながらいまだに日本では文字化けの生じることがあるので、特にお願いして今回メニューに追加しました。 手動設定は、文字化け修正時以外には触れる必要はありませんし、手動設定したことによってかえって文字化けを引き起こす場合もありますのでご注意ください。 Yahoo! 検索 その他、日本に関係した修正としては、既にこちらで blog に書きましたように、Yahoo!Japan 検索を正常に使うことが出来るようになりました。 twitter のアカウント表示も問題ありません。どうぞ最新の Opera をお試しください。
現在の Opera は以前よりも設定で変更出来る項目が減っていて、使い心地が良くないという印象をお持ちの方もあるようです。少ないとはいえいくつかの項目で設定変更は可能です。 ここではそうしたオプション設定について、あらためて解説いたします。 設定ページはメニューから「設定」、もしくは Alt キー と p を同時押しすると開きます。左側に上から「ブラウザ」「ウェブサイト」「プライバシーとセキュリティ」という見出しがあって、それぞれをクリックすると右側の本文が切り替わります。 一番下の「Opera ヘルプ」はオンラインヘルプページへのリンクです。 詳細設定を表示する 「ブラウザ」表示で一番下までスクロールすると「詳細設定を表示する」というオプションがあります。空欄をクリックしてチェックを入れると、隠されていたいくつかのオプションが表示されます。 従来通り「検索・アドレスバーに URL を完全に表示する」のがお好みの方もいらっしゃるでしょう。「スピードダイヤル」のスロットの大きさ、一行の表示数なども変更可能になります。 パワーユーザー設定の表示 さらに細かくスピードダイヤル画面の調整をしたい場合には、二段階目のオプションを開きます。これは矢印キーで、上上下下左右左右、続けて b そして a とキーをたたきます。すると以下の画面が現れるはずです。 「了解して続行」をクリックすると「スピードダイヤルのサムネイル」の幅と高さの微調整と、スピードダイヤル上部にある大きな検索バーを非表示にするオプションが現れます。 このままではこれらのオプションは Opera を再起動すると再び隠れてしまいますので、チェックボックスをクリックしておくと「パワーユーザー設定を常に表示する」ことになります。 まだまだオプションは数少ないのですが、ちょっとした変更で使いやすさが増すこともあります。お試しください。