Opera developer 34.0.2023.0
先週、私たち開発に携わる全ての者はフランスへ行っておりました。エンジニアリングセミナー では様々な意見交換をしてきました。そこから戻ったので、さっそく新しい Opera developer ビルドを公開いたします。
Linux での商用コーデックスのサポート
chromium-codecs-ffmpeg-extra library が全ての商用コーデックスのサポートをしているので、Opera を apt-get コマンドでインストールすると、同時にインストールされることになります。Opera deb パッケージはそのライブラリを推奨しますので、それがシステムに存在することを感知すると、ffmpeg は自動的に読み込まれます。
ダウンロード中断警告表示
お約束通り、われわれはダウンロードマネージャの改良に着手しています。ダウンロードの進行中に Opera を終了しようとすると警告を表示するようにしたのもその一つです。
この機能は flags に収められていますので、#show-downloads-in-progress-warning を有効にしてお試し下さい。
NPAPI の復活
flags にある #disable-npapi をデフフォルトで無効にしましたので、NPAPI plugins が初期状態で可能となりました。しかし PPAPI plugins が存在する場合にはそちらが優先される点に留意して下さい。
MSE+MP3 をサポート
もう一点、flags から。#mse-audio-mpeg-aac がデフォルトで有効になっています。
新しい Opera ブランディング
このリリースで新しい Opera ブランディングが developer ストリームにやって来ました。
お気付きであろうように、新しい Opera developer のロゴは、これまでの Opera ベータのそれに似ていますが、ベータにはベータの新しいロゴが順次展開されます。そちらは今しばらくお待ち下さい。
その他
いつものように、既知の問題、細かなチェンジログ、ファイルのダウンロードについては Desktop team blog をどうぞ。
日本語でのフォードバックは、Opera Japan 公式 Twitter までどうぞよろしくお願いします。