Opera developer が 35 になりました
先日、実質的にバージョン 35 系列の Opera developer がアナウンスされましたが、こちらは名実共に 35 になった developer ビルドです。
35.0.2052.0 がバージョン番号で Chromium は 48.0.2547.0 と 48 系列になります。
ミュート
英語では “Mute me baby” と呼んでいますが、opera:flags の mute-tabs がデフォルトで有効になったので、特別に設定せずとも使えることになりました。flags の項目が初期設定で有効になるというのは、一定のテスト基準を満たしたことを意味しています。
この機能については既に解説しましたが、バックグラウンドで開いたタブから突然音が出て来て煩わしいといった場面で、そのタブを消音するものです。同時にアドレスバー右端にもボタンが表示され、全てのタブでの音を停止させることも選択可能です。
ダウンロード回りの改良
前回のポストで触れたように、ダウンロード進行中に Opera を閉じようとすると本当に Opera を終了させて良いか確認ダイアログを出します。
同期での重複を削除
こちらも言及済みですが、同期によって発生していた重複エントリを自動で整理する機能が付きました。デスクトップで様子を見て、順次 Opera Mini やモバイル・ブラウザにも展開して行きます。
Menu
これまで OMenu と呼んでいたものの、インターフェース上では赤い O と Opera と表示していたメニューを表示するボタンのラベルを変えました。
ブックマークバー
ブックマークバーを愛用して下さっている方だけでなく、これまでブックマークバーを使いたかったけれど、常時出しておくと画面が狭くなるので嫌だと感じていらした方に朗報です。簡単に表示/非表示の切り替えが出来るようになりました。ブックマーク登録ダイアログとブックマークマネージャ画面から切り替えが出来ます。
基本設定
良く使う設定項目を一画面にまとめました。”Basic” と表示されている場所から主な項目が見渡せます。これは未だ試験段階なので opera:flags から #simple-settings-page を有効にすると出て来ます。今後、より使いやすく変更されるかも知れません。
Liunx 用 rpm
Linux 用にはこれまで .deb パッケージだけが提供されていましたが .rpm も公開となりました。Fedora の他、RPM ベースのディストリをお使いの方にはうれしいニュースです。
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