Opera データ圧縮の歴史
Opera がデータ圧縮に取り組んでほぼ 10 年。現在は様々な製品にデータ圧縮技術が採用され、ユーザの要求に応えています。この技術によって、データプランによる制限や電波状況の良くない環境においてもインターネットへのアクセスが確保される助けとなっています。
Opera のデータ圧縮技術は、お使いの携帯端末にデータが届く前にわれわれのサーバ側でデータを縮小させるもので、通信量を削減すると共に結果として高速な通信を実現するものです。
Opera ブラウザに使われている圧縮技術
Opera はモバイル環境におけるデータ圧縮の歴史の中で、長いこと重要な役割を果たしてきました。2005 年にわれわれは Opera Mini を公開しました。Opera Mini では最大オリジナルの 10% にまでウェブページが圧縮されます。それによって通信量が減り、結果として料金の削減に役立ちます。90% 減というのは非常に魅力的な数字です。
Opera Mini は現在、世界中で月間アクティブユーザ数、2億 5000万を数えています。世界中の特に通信環境が良好ではない地域に住む方々に、インターネットへの接続を提供する手助けとなっていることを誇りとし喜ばしく思っています。
2010 年、Android 向け Opera ブラウザにオフロードモードとしてデータ圧縮を追加しました。これによって、それまで Opera Mini にだけあったデータ圧縮技術を通常の Opera ブラウザでも利用することが可能となりました。
iOS をご使用の方は、Opera Mini のデータ圧縮で Opera Mini モードと Opera Turbo モードからお選びいただけます。
デスクトップ、ラップトップコンピュータをご使用の方は、ネットワーク接続が良好でない場合に、コンピュータ向け Opera の Opera Turbo モードをお使いいただけます。
動画データの圧縮と新しいアプリ
2013年 3月に Opera Software は Skyfire を買収しました。Skyfire の技術により、Opera の製品は動画最適化技術を持つことになりました。
2014 年初頭、データ節約アプリ Opera Max がリリースされました。Opera Max はブラウザだけでなく端末にインストールされているすべてのアプリの通信を圧縮します – 圧縮されるのはテキスト、画像そして動画のデータになります。
iOS 用 Opera Mini のビデオブースト
先週 iOS 用 Opera Mini が公開されました。そこには Skyfire の動画最適化技術によるビデオブーストが使われています。
ビデオブーストによってこれまで以上に多くのビデオを見れると共に、読み込みのバファリングが少なくすることが期待できます。
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