日本は連休ですが皆さん、いかがお過ごしですか。

先日オスロの Opera 本社の幹部たちがインドへ行ったのは Opera Mini ユーザがインドで 5000 万人に達した記念に踊っただけではありませんでした。

ソーシャルメディア・マネージャのエスペン・トーレセンが書いた記事を日本語でお伝えしたいと思います。

スマイル財団の活動

読み書きの出来ることは多くの人にとって当然のことと思われていますが、一部の人達にとってそれはより良い生活、自立、仕事そしてテーブルで食事を摂るための切符なのです。2013 年以来、Opera はインドにおいて社会の狭間にある子供たちに教育の機会を提供する活動を続けている組織、スマイル財団の活動を支援しています。
私は今回、そうしたスマイル財団の運営するニューデリー郊外にある学校の一つを訪れることが出来ましたので、その様子をお伝えしたいと思います。

スマイル財団の学校

ニューデリー郊外の学校

インドでは女性と高齢者を中心に、およそ 57% の人々が読み書きが出来ません。幸運にして学校へ通うことが出来たとしても、先生と生徒の比率は 1 対 60 という現実があります。スマイル財団はインド各地の 160を超える地域で活動している非営利団体(NGO)で、子供たちにしかるべき教育とより良い生活への機会を提供する手助けを行っています。

首都ニューデリーの郊外、グルガーオンにあるスマイル財団の学校の一つを私は訪れました。そこで会ったのは、急速に発展する町の工事現場で生計を立てる、読み書きの出来ない労働者の家庭の子供たちでした。彼らの大半は月に 5000 から 6000 ルピー( 1 万円程度)、日に 300 円以下の生活を送らざるを得ない人達です。

グルガーオンの学校

そこの初等学校は 32 人の、ほとんどがボランティアの女性教師によって運営されていました。1 クラスの生徒は 5 人から 20 人と、一般のインドの学校で子供たちが目にする先生と生徒の比率よりはるかに良いものでした。

学校であることを超えて

教師たちの生徒に対する熱心さと情熱に私は感銘を受けました。女性教師たちは日々、学校運営のために様々な役割をこなさねばなりません。財団の資金をまかなうための優れたビジネスウーマン、企業家であることを求められる一方で、子供たちとその家族をサポートする健康管理、コミュニティーの支援者としても活動しています。また同時に学校運営が適切に行われるよう配慮し、コミュニティーや家庭と協力して理解と信頼を得るよう努めてもいます。

生徒に対してより良い生活を提供したいという教師たちの情熱は実に影響力のあるもので、子供たちは勉強することに喜びを表していました。私の会った子供たちは好奇心旺盛で、様々な考えや希望を持ち、夢を実現するのが待ちきれないといった様子でした。たとえば私が話をしたある少女は、文章を書くことが好きなので、それを活かして是非ともジャーナリストになり人に何かを伝えたいと考えていました。

希望にあふれた子供たち

学校は授業料がない上に、子供たちのために無料の食事と健康診断が提供されています。特に後者は重要な要素であると説明されました。なぜなら、たとえ教育が重要であると親たちに理解されても、彼らの生活状態からして子供たちを学校から連れ出して家計の助けにすべく働かせたいという誘惑にかられる可能性があるからです。教育がもたらす長期的な利益に加えて、より直接的で分かりやすい益があることで、親たちは子供を継続的に学校に通わせられるというわけです。

学校の外の厳しい現実

清潔で素晴らしく運営されている学校を後にした我々が目にしたのは、インドの多くの子供達が直面する悲しい現実でした。ほこりっぽい道を車で走ると、工事現場で働く人達が目にとまりました。その脇には砂利の山の上に座った彼らの子供たちが居て、何をする分けでもなくただ親が働いているのを眺めています。学ぶ機会、貧困の繰り返し、そして幸せなより良い生活から抜け出す機会を奪われた、そんな子供たちを見ていると私は悲しくなりました。

悲しい現実

訪問した学校の子供たちと工事現場の子供たち、その余りにも際立った対比によって、私はスマイル財団の活動が極めて重要であることをあらためて思い知りました。そしてその活動プログラムを Opera が支援していることを大変誇りに感じています。文字通り笑顔(スマイル)を – そして機会を – 貧しい生活に直面せざるを得ないインドの子供たちに届けること。彼らの学校はより良い生活への希望を与え、子供たちに夢を実現する手段を提供しているのです。

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